電気化学測定装置(ポテンショスタット・ガルバノスタット)

“Run an Experiment” 画面には、 CA、CV、LSV、EISなど一般的に使用 する技術の包括的なリストがアプリケーションエリアに分類されており、テキストボッ クスで検索ができます。項目を選択すると、簡単な説明が表示されるため、学生 など実験の初心者に便利な機能です。

試験項目のカスタマイズモードでは、連続やループといった試験の方法と、セットポイントや トリガポイントなどの要素を組み合わせます。構築した試験は1ブロック単位でまとめること ができ、さらにブロックごとにつなげたり、ループしたりと、制限なく柔軟な試験項目を容易に 実行可能です。

複数チャンネルのデータを容易に表示

各実験の開始時に新しいグラフが生成されます。 縦軸/横軸の選択や、ズームボタン、その他のグラフ作成ツールなど様々なオプションがあります。 複数チャンネルの実行中は、Webブラウザのようにタブ表示されるため、1画面表示を切り替えたり、複数のグラフを並べて表示したりできます。 また、1つのグラフに複数のデータセットを同時に表示することも可能です。

マニュアルモード

システムが電圧または電流入力にどのように応答するかについて、ユーザーが明確な考えを持っていない場合があります。この場合、実験の設定値を決定する手間をかけるのではなく、単にチャネルをオンにして、開回路モードと電圧または電流の設定値を切り替えるかもしれません。この場合、リアルタイムで変更でき、また無期限に実行可能です。

多数のチャネルを同時に制御

チャンネルステータスには、ユーザーのコンピューターに接続されているすべての機器および関連するチャンネルが一覧表示されます。 色分けは、チャネルが実行中、一時停止、停止、またはエラー状態にあるかどうかを示します。 このパネルには、各チャネルで実行されている実験の種類の名前と記録されているリアルタイム値も表示されます。

リカバリーモード

Squidstatの各モデルには、データ保護用のオンボードメモリカードが含まれています。コンピューターの障害（クラッシュ、停電など）が発生した場合、Squidstatは事前にプログラムされた実験を最後まで実行し続けます。 コンピュータの状態が復帰した際にデータの回復が可能な、画期的なリカバリモードを有しています。