- 西華デジタルイメージ株式会社
- 計測機器
- 燃焼・流体・粒径計測
- 粒子画像解析法:シャドウグラフシステム
粒子画像解析法:シャドウグラフシステム
シャドウグラフ(画像粒子計測法)とは

計測対象物のバックグラウンド照明、つまり背景方向から照明を照射し、影絵のように粒子画像を浮かび上がらせ、カメラで粒子の画像を取得します。影絵(シャドウグラフ)となった粒子の画像を基に専用のソフトウェアで粒子画像解析を行います。
粒界を分離し、しきい値を元に画像内の粒子の個数や平均直径、形状などを分析する手法で、粒子の個数、側長、面積、角度、ポリゴン、輝度、形状、円相当径、周囲長等を算出します。 また、噴霧状態にある粒子の流速や速度分布は専用のソフトウェアでPIV解析する事で取得できます。
用途に合わせて最適なレーザー・LED光源および高速・高解像度カメラの選定をいたします。
①時系列計測型シャドウグラフシステム(高輝度LED光源+高速度カメラ)
②高速現象対応型シャドウグラフシステム(ダブルパルス型LED+高解像度カメラ)
③蛍光マイクロ型シャドウグラフシステム(微小領域・高速現象)
レーザー誘起蛍光を使用することにより、スペックルノイズを抑え、特に微小領域かつ高速の現象を可視化・撮影・計測データの取得を目的に開発致しました。通常のシャドウグラフシステムに比べてより高速な現象をより精度よく計測することが可能です。
事例
蛍光マイクロ型シャドウグラフお勧めアプリケーション
- インクジェット
- エンジン用インジェクター
- スプレー
- 溶射、溶接等
- 微小領域かつ高速現象
蛍光マイクロ型シャドウグラフシステム機材構成例
オリジナルソフトウェアを使用した画像解析
用途
- 微粒子製品の異物検査
- マイクロバブルの気泡径の連続解析
- ウエハー配列の構造解析
- 食品(フレーバー原料、小麦粉、固形パウダーなど)の検査
- 塗料(顔料、スプレー)の検査
- インクジェットノズルから射出されるインクの挙動、形状、速度
- オイル内部の気泡の流動、流速分布の連続解析(オプション、PIV解析)
- 配管のキャビテーションの流動検査
- 金属粉末、カーボン粒子、活性炭、光触媒(酸化チタン)、セラミックスの検査
- 電極材料の検査