第13回中国国際電池展(CIBF)に参加しました
今年の5月21日に中国広東省の深センに行ってまいりました。深センといえば、北京、上海、広州と並ぶ大都会、最近ではシンセンバレーというシリコンバレーをもじった呼ばれ方もされますが、言わずと知れた中国のシンクタンク都市です。日本では残念ながらもう一つメジャーではありませんね。場所は香港の隣、緯度的には赤道に近い、暑~いところです。
その深センといえば新鮮(シンセン)な魚介類が名産です!海鮮レストランに入るとそこはまるで水族館のようになっており、お魚がいっぱい泳いでおります。日本にも同様ないけすはありますが、なんせ大きさが違いますねぇ。このいけす入り口でお魚をチョイスして、料理してもらいます。伊勢海老は高かったので、同じ大きさの車庫、、でなくて、シャコを頼みました。
閑話休題、今回の深セン訪問の主たる目的は、第13回中国国際電池展(CIBF)への参加です。
2年に1度開催される本展示会は、展示会場9ホールを電池で占めるという驚異的なものでありました。日本国内にも二次電池展やEVにちなんだ展示会はありますが、もうここはその比ではありません。
しかしながら、巨大な反面、海外から単独で出展している会社は少なく、例えば日本ではいくつかの商社が日本メーカーのコンソーシアムで展示していました。
国際展示なので基本、英語表記ではありますが、中国語のみのブースも少なくなく、需要は中国国内で十分と思っているのか、英語でコミュニケーションができないブースもありました。
西華デジタルイメージはChia Yun社(中国ではPMI中国と社名を変えている)と協業し、電池を構成する素材の各種物性の評価ができるMVDP(電池膜拡散計)、ナノパームポロ(細孔径分布装置)、sDIC(画像相関方による歪み・変位分析システム)のポスターとカタログを展示しました。
MVDPについての詳細はこちらをご覧ください。
ナノパームポロメーターについての詳細はこちらをご覧ください。
sDICについての詳細はこちらをご覧ください。
また西華産業大阪支社はセパレータフィルム製造関連資料を同ブースに置きました。
この展示会全体の感想としては日本からの企業や参加者は少なく、中国の電池産業への参加は難しいと感じているのか、そもそもこの深センの展示自体知らないのか、理由はわかりませんでしたが、中国の電池産業はますます伸びるであろうということは実感できました。