【測定事例紹介】
〜デジタル画像相関法によるバッテリー充電時の膨張の歪み分布~
画像解析を応用した技術で近年、「デジタル画像相関法」(DIC)に注目が集まっています。
従来はひずみゲージなどを使用していました。DICでは、変形前後の2枚以上の画像を解析することで、歪みや変位などを計測可能な新しい手法です。
今回は、弊社の解析ソフトウエア、sDICを用いた測定事例をご紹介します。
使用ソフトウエア : sDIC
使用カメラ : 20Mpix
試験対象 : バッテリー充電時の熱膨張
試験方法 : 市販バッテリーを一般的な充電器にて充電、充電時の熱膨張具合を観察
計測結果表示 : 歪みのコンター表示
曲面を有する、小さなバッテリーに歪みゲージを貼付るのは困難が伴いました。
しかし、DICでは表面にランダムパターンを塗装することで歪みを測定することができ、準備に要する時間を短縮することが可能です。
DICについて、より詳しい情報はこちらをご覧ください。
https://www.seika-di.com/measurement/material/dic.html
検査対象などによってシステム構成などを柔軟に構築いたしますので、DICにご興味をお持ちの方は、お気軽にご相談ください。