【計測事例】新型シュリーレン装置（BOS）で水素ガス噴流の着火、燃焼の遷移を可視化しました。
水素ガスの燃焼は紫外領域で発生しているため、通常使用されている可視領域に感度のあるカメラで 現象を撮影することはできませんでしたが、新型シュリーレン装置を採用することで 水素ガス噴流が着火し燃焼が遷移していく状況を時系列的に撮影することに成功しました。
撮影範囲が横１ｍと広範囲での現象把握にも成功しており、新型シュリーレン装置の強みを最大限に 活かせた事例となります。
こちらの実験結果は岐阜大学工学部の朝原誠准教授よりご提供頂きました。
【使用機材】
・高解像度高速度カメラ
・広範囲撮影用背景パネル（背景生成ソフトウェアで作成）
・高輝度LED光源
・新型シュリーレン装置 専用ソフトウエア Koncerto-DSS
【実験条件】
・視野：横1mｘ縦0.5m
・カメラ―光源間：約2m
・計測周波数：5000Hz
【取得データ】
