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【計測事例】円柱の後流(カルマン渦)のPIVデータからPOD解析
PIV(Particle Image Velocimetry)とPOD(Proper Orthogonal Decomposition)は、 流体力学の研究において重要な役割を果たしています。近年、これらの手法と数値流体力学(CFD)を 組み合わせることで、流れ場の詳細な解析やモデル化が進展しています。 PIVで取得した実験データをPODで解析・モデル化することにより、より主要なモードを抽出することで、 複雑な流れ場を簡略化し、計算コストを削減しつつ本質的な流れの特徴を捉えることができます。 本計測では、円柱の後流(カルマン渦)のPIVデーからPOD解析を実施し、主要モードの抽出と その結果から得られたモード1~8までと1~50までのデータでPIVデータを再構成しました。
【使用機材】
● 高解像度高速度カメラ
● 高繰り返しダブルパルスNd:YAGレーザー
● タイミングコントローラ
● シーディング粒子発生装置 CTS-1000
● PIV解析ソフトウェア KoncertoⅡ-Online