【計測事例】
デジタルシュリーレンを応用し、青色半導体レーザーを用いた純銅溶接時において、照射直後に発生するプルーム流の可視化に成功しました。
レーザー照射直後のプルーム流が溶接効率に影響を及ぼしていると予想されていたため、当社のデジタルシュリーレンを用いて観察を行いました。
画角が約3.0cm角と、非常に狭い領域のBOS計測が可能になったことで、今まで現象の可視化が困難だった蒸気の流動可視化に成功いたしました。
データ提供:大阪大学 接合研究所 塚本 雅裕 教授 ・ 竹中 啓輔 助教。
【使用機材】
・ハイスピードカメラ
・専用設計の光学式背景
・レーザー光源
・デジタルシュリーレン専用ソフトウエア Koncerto-DSS
【実験条件】
・視野:約30mm角
・解像度:1MPix
・フレームレート:40,000 fps
・光源:非コヒーレント高出力レーザー (波長640nm±10nm)