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第15回 微粒化セミナー レポート
【レポート】第15回 微粒化セミナー|2019.11.15(金)
2019年11月15日に日本エネルギー学会、日本液体微粒化学会主催のイベント「第15回微粒化セミナー」が開催され、計測原理の説明と実演として「位相ドップラー法 PDI」や「レーザー回折法 FLD」を用いた発表の機会をいただきました。
本セミナーでは、微粒化の基礎から微粒化の実験・計測手法、測定データの評価法までを系統立てて解説し、一連までの流れを学び、理解を深める目的で毎年行われております。また、実際にそれらの計測機器展示とデモンストレーションを通じて体験実習を行いました。
当日展示・デモにてご紹介いたしましたのは、ターンキー式PDIである"一体型PDIシステム TK2"とレーザー回折式粒度分布計"FLD-319”でございます。
PDIとはレーザー光を交差させた際に生じる干渉縞を、計測対象の粒子・液滴を通過させることで粒径、流速を測定するシステムです。なかでも展示いたしました”TK2"は発光系・受光系が一体型となっており、光軸調整が一切不要な装置で、噴霧の真下に直接置ける構造となっております。
FLDとはレーザーが粒子を通過する際に、粒径によって錯乱光の光の角度によって強度分布が異なる現象を利用した粒度計測機器です。
FLD-319シリーズは、レーザー回折方式による光源部・受光部がセパレート方式であり、平行光学系を採用することで計測エリアを0.1~10Mの間で変更することができます。また、十分な精度を確保しながらも低価格を実現しています。
実演後には、計測方法や原理についてなど様々なご質問を頂戴いたしました。
このような機会を頂きました日本エネルギー学会、日本液体微粒化学会の関係者の皆様に御礼申し上げます。
また、今回お越しになれませんでしたお客様もお気軽にお声がけ、お問い合わせくださいませ。
会場の様子
機器展示の様子
位相ドップラー式粒子分析計(PDI)のデモ実演の様子
位相ドップラー式粒子分析計(PDI)
レーザー回折式粒度分布計(FLD-319)