流体関連計測技術セミナー レポート

 

流体関連計測技術セミナーを開催いたしました。|2018.9.19(水)

平素はご愛顧いただき誠に有難うございます。
西華デジタルイメージの計測SG営業担当、菊田です。

9/19(水)に流体関連計測技術セミナーを開催し、約40名の方にご参加頂きました。



お忙しい中、多数のご来場をいただきまして、ありがとうございました。

まず、午前中は座学による各計測システムの原理や計測事例の紹介、 最新のレーザー技術の動向についての講演を実施いたしました。



そして、午後からは拡張いたしまいた、弊社ラボルームにて、 午前中にご紹介いたしました技術を中心に、実際にデモ計測をご覧頂きました。

今回のセミナーでご紹介させていただきました各演目の概要は下記の通りです。

1) LIF レーザー誘起蛍光法

レーザー光で特定の原子・分子を励起し、それによって引き起こされる発光を観測し励起スペクトルを得て、
その強度からの原子・分子の濃度を知り、スペクトル分布から温度を知る方法。

当日はレーザーの基礎知識、LIFの原理を説明。



LIFについて、詳しくはこちらをご参照ください。
https://www.seika-di.com/measurement/combustion/lif.html

2) PIV 粒子画像流速計


レーザーシートで切り出した断面の流速分布の計測が可能なPIV。
その基本的な原理、最新動向を紹介。当日は配布資料に載せられない計測事例の紹介もあり質問も多く出ました。

風洞実験では時系列ステレオPIVのデモを実施。



PIVについて、詳しくはこちらをご参照ください。 
https://www.seika-di.com/measurement/combustion/piv.html



3) DIC デジタル画像相関法


計測対象の変形や歪み分布を非接触で解析するDIC。
その計測原理や計測事例、システム構成などを紹介。

デモでは3Dキャリブレーションを実施。

DICについて、詳しくはこちらをご参照ください。
https://www.seika-di.com/measurement/material/dic.html

4) LDV レーザードップラー流速計


点計測ながら非接触に流速計測が可能なレーザードップラー流速計。
紹介動画を交えながら測定原理、アプリケーション、製品仕様、トレンドを説明。

風洞実験で実機デモンストレーションも実施。



LDVについて、詳しくはこちらをご参照ください。
https://www.seika-di.com/measurement/combustion/ldv.html

5) PDI 位相ドップラー粒子分析計


非接触で液滴及び固体粒子の流速、粒子径計測が可能なシステム。
測定原理から計測事例などを紹介。

従来の発光部・受光部が別れたモジュラー式に加え、デモでは一体型(ターンキー方式)のコンパクトなタイプで計測。



PDIについて、詳しくはこちらをご参照ください。
https://www.seika-di.com/measure/cf/pdi

6) PSP 感圧塗料


塗布した表面に特定の波長のLED光源により励起し、その発光反応と圧力の相関関係を利用した圧力計測システム。
従来の圧力タップに比べ、セッティングがし易くより高い分解能で計測が可能。

PSPについて、詳しくはこちらをご参照ください。
https://www.seika-di.com/measurement/combustion/psp.html

7) ポータブルプロジェクションシュリーレン


光学一体型・可搬性のある画期的なシュリーレンシステム。
煩雑な光軸調整など不要で、シンプルな光学機器と、PC一台のみで計測可能です。
様々なガスリーク・熱対流など目に見えない流れを簡単に可視化できるシステムをご紹介。

当日は、ヘリウムガス・ブタンなどの可視化デモ、また映像にて計測事例をご説明。

シュリーレンについて、詳しくはこちらをご参照ください。
https://www.seika-di.com/measurement/combustion/pps.html



今後もこういったセミナーを開催する予定ですので、次回もご期待下さい。

各商品についてのお問い合わせやデモなどのご相談を承っております。
ご不明点などございましたら、お気軽にこちらからお問い合わせくださいませ。
https://www.seika-di.com/contact.html

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